建設業許可をとるメリット

建設業許可を取得するメリットはいくつかあります。


1 信頼度の向上: 建設業許可を取得することは要件をクリアしている証明になるので、発注者は発注の安心材料になります。また、融資を受ける際も、許可をとっていることで資金調達がしやすくなります。ちなみに、許可を取っても、毎期の決算変更届を出していない企業がありますが、許可申請や5年ごとの更新だけでなく、毎期の決算変更届もきちんと毎期出すようにしましょう。そうした届けがきちんとなされているかなども発注する側に影響を与えます。

2 受注活動に有利になる: いうまでもなく受注しやすくなります。許可をとった業者は、官公署で閲覧できます。発注側が事前調査するにあたって、都庁や県庁また官庁で、閲覧できる業者とそうでない業者とでは、閲覧できる業者の方が安心度合いが増し、発注しやすくなるのは当然です。国土交通省は公共工事で、元請けに許可を取っている下請けを使用するよう指導するので、新規の下請けは、許可を取っているか確認するのが一般的です。

3 コンプライアンスの確保: 建設業許可を取得することで、関連する法律や規制を遵守することが求められます。面倒かもしれませんが、これらをクリアしていくことによって、社内の管理体制が整備がされ、結果として、労働災害やそれによる法的紛争リスクを抑えることにつながります。

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 行政書士 江川雄一

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